それぞれの黒猫道 ~ぺっちゃんなっつの違い~
※注※ 今日は汚い話ばかりです。
こんにちは、ちひろです(*^ω^*)
仕事を辞めてから猫たちと過ごす時間がとっても増えたので、2匹の行動をゆっくりと観察する事ができます。
時に可愛らしい仕種に身もだえし、時に理解不能な奇行に腰を抜かし、時に悪行を叱りつけ、日々楽しく観察しております。
これまで留守中の猫たちがどんな1日を過ごしているのか気になっていましたが、いよいよその全容が明らかになりつつあります。
そこで今日は、日々の観察から得られた情報をまとめてみようと思います。
それぞれの黒猫道【ぺっちゃん・なっつの違い】
だいぶ前にも記事にしましたが、この2匹は性格が全然違います。
本当に同じ釜の飯を食っているのかと疑うほどです。
多頭飼いしてると思った以上に個性が強い生き物であることが分かります。
今回はそんな2匹の、特に分りやすい違いをご紹介しましょう。
①嘔吐する時の音&量が違う
初っ端から汚い話ですみません。
でもこれ、仕事辞めるまで本当に知らなかったのです。驚きです。
●ぺっちゃんの場合●
原因
ぺっちゃんは元々吐きやすい性質です。グレインフリーの餌にしてから、はっきりと吐く回数が減ったのでアレルギー持ちなのは確かなんですが、その他にも嘔吐しやすい行動を自ら取っています。
その最たるものが【ガツ食い】&【食事直後の爆走タイム】
はい、自己責任ですね。
また、ものすごく念入りに毛繕いをします。なっつに。
自分の毛繕いもするんですが、なっつにする時の方が気合が入っております。
もうこれは義務。日課。何かに追い立てられるように舐め回します。
当のなっつにマジで嫌がられております。それでもやめられない。中毒。
つまりぺっちゃんは2匹分の毛玉を吐き出さなければいけないのです。
お蔭でなっつは嘔吐の回数がめちゃくちゃ少ないです。
音
そんなぺっちゃんですが、嘔吐時の音がすごい。
「グエップ、ゲコッ、ゲプッ」とすごい音がします。空気の塊を連射しております。
量
こちら、実にダイナミック。吐くのは主に未消化の餌ですが、吐瀉物が広範囲に広がります。
時には走りながらゲロを撒き散らすことも(最低です)
彼女の通った後に出来るのはゲロの道(最低です)
更には1度で終わることはほぼありません。必ず2度目、多い時には3度目があります。吐くごとに大幅に吐瀉物の量は減りますが、その分飼主の手間は増えます。
我が家のティッシュは殆どぺっちゃんのゲロ処理によって消費されております。
まとめ
ぺっちゃんはゲロテロリスト!
ぺっちゃん:「失敬な。テロではない、床がここに吐けと言ったのだ」
●なっつの場合●
原因
なっつは食事を吐き出すことはありません。見てると食べ方がとても上手です。ぺっちゃんのようなガツ食いはしません。尖った口先で少量ずつ食べています。
お嬢様育ちなんですかね?(飼い主に覚えはありません)
そんななっつが吐くのは、毛玉。これはもう仕方ありません。猫様の仕事ですから。
掃除がとても楽なので飼主孝行な猫様です。
音
・・・実は私、最近になるまでなっつが吐く所を見たことがなかったのです。
理由は簡単で吐く音が異様に小さい。
なので、いつの間にか吐いてる。余りにも音がしないので、吐瀉物を発見すると飼主はだいたいぺっちゃんの仕業だと思い込んでいたのです。
・・・とは言っても元々吐く回数が少ないようです。この1ヶ月間で2度しか吐いておりません。
初めてなっつが吐く瞬間を見た時、何が起こったか分かりませんでした。ぺっちゃんのダイナミックゲロが標準だと思っていたもので・・・
なっつ:「・・・・シュワ~・・・」
この「シュワ~」が吐く時の音です。えづきもせず、小さな毛玉を「シュワ~」・・・。
こりゃ気付けるわけない。
量
少ないです。とても少量です。少しの毛玉と少しの唾液?をちょろっと吐いてお終いです。第2、第3のゲロもありません。シュワ~…
それもこれも、ぺっちゃんがなっつの分まで毛玉を呑み込んでくれてるから。
まとめ
なっつはサイレントゲラー!
なっつ:「大きな音を出すなんてはしたないにゃ」
②排泄物の処理方法が違う
またまた汚い話で申し訳ございません。
しかしこれ、以前からめっっっっっちゃ気になってたんです!
●ぺっちゃんの場合●
ぺっちゃんは用を足す際、事前準備を念入りにします。一生懸命に砂をカキカキ・・
もういいんじゃない?ってくらいカキカキします。かき過ぎて砂が無くなっても、ロックオンした場所をカキカキ・・・。
そしてやはり、何するにもダイナミック。
小の時には「ジョーーーッ!」、大の時には「ボトン!ボトン!」
・・・何故にそんな大音量なのか。夢うつつの時でもはっきり聞こえてきて、思わず笑ってしまいます。
そして用を足し終わると、やっぱり念入りに砂をカキカキ。
完全に見えなくなるまでカキカキ。
最後の仕上げとばかりにう〇こハイ。猛然と走り去って終了。
まとめ
ぺっちゃんは常に全力で生きてる
ぺっちゃん:「たった一度のニャン生だからな」(叱られ中)
●なっつの場合●
既に察しがついておられる方も多いと思います。
ええ、ちびまる家きってのお嬢様育ちであるなっつは、用を足す時もおしとやかです。
尻の上がり具合で大小は分かりますが、どちらも下品な音など立てません。静かに、静かに事を終えるのです。
そして砂をかけない。一粒も!
・・・いや、誤解しないで頂きたい。彼女だってトイレのお作法くらい知っているのです。熟知しているのです。
ただ、カキカキのロックオンする場所がおかしい。
明らかにそこじゃない。
これ本当に不思議でしょうがないんですが・・・。なっつも一生懸命にカキカキするんですよ。いっそ健気に思えるほどカキカキするんです、トイレのふちを!
ぺっちゃんがトイレしてる時は「ザッ、ザッ、ザッ・・」と音がするのに対し、なっつがトイレする時は「カショカショカショカショ・・・」と音がする。
何でそこぉ・・・(;O;)??
しかもですね、カキカキする時は絶対に・・絶対に、トイレの中に足を付けない!
器用にトイレのふちに立って、一心不乱にトイレのふちをかく。
そして悠然と歩き去る。
その堂々たる勘違いっぷりに飼主は毎度、涙が出そうになります。
さすがはお嬢様と言ったところでしょうか。例え自分の尻から出たものでも、汚いものには一切触りたくないようです。
まとめ
なっつはテクニシャン!
なっつ:「ウンチじゃないにゃ、マシュマロだにゃ」
一言に猫と言っても、やっぱり個体差が激しいですね。
性格だけじゃなく生まれ持った習性でさえ細かな違いがあります。
人間で言えば「箸の持ち方が違う」とか「走り方が違う」とか、そんな感じなんでしょうか??
いずれにせよ私から見れば・・・
どっちも最高に可愛いぜ(*^Д^*)!!
(う〇こはちゃんと隠してくれ!)